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あん摩マッサージ指圧師とは?訪問マッサージ店を開業するなら必要?

公開日:2023/04/15最終更新日:2023/03/28


接骨院、介護施設、スポーツ現場などで活躍できる職業が、あん摩マッサージ指圧師です。こちらの仕事に従事するためには、高校を卒業した後に専門学校などに3年以上通う必要があります。その後の国家試験に合格すると名乗れるようになります。訪問マッサージ店を開業するときに必要な資格なのかどうか見ていきましょう。

あん摩マッサージ指圧師とは

中国、ヨーロッパ、日本で誕生したそれぞれの技術を融合したものです。さまざまな場所で活動できるので、人と接するのが好きな人にはおすすめの仕事です。

あん摩

こちらは中国で誕生したものです。あん摩の按は押さえること、あん摩の摩は撫でるという意味です。2つの方法を活用して体の調子を整えていきます。アロママッサージなどのように衣服を脱いでマッサージするものではなく、衣服の上から行います。そのため、マッサージのサービスを初めて利用する人でも抵抗なく利用できるのが特徴です。

マッサージ

こちらはヨーロッパで誕生したものです。主に皮膚をさすることで血流の改善を図ります。リンパの滞りを無くすことで老廃物が体の外に排出されるので、むくみ解消の効果も期待できます。体の調子があまり良い状態ではないと外出するのが億劫になる人もいます。そのような人にマッサージすることで体の調子が整い、体を動かしやすくなるでしょう。

指圧

こちらは日本で誕生したものです。衣服の上からツボを押すスタイルです。商業施設や駅構内にあるリラクゼーション施設でも指圧が行われています。大正時代に確立されたといわれています。日本人は指圧の刺激に慣れているので、マッサージは指圧と同じであるという感覚で捉えている人も多いでしょう。

仕事内容

さまざまな場所で仕事できるのが特徴です。病院や接骨院だけではなく、スポーツ現場や介護施設などでも勤務できます。たとえば、接骨院で勤務するのが本業で、副業として接骨院が休日のときにスポーツ現場で活躍することも可能です。

主に、体のコリの解消やリラクゼーションを提供するのが求められています。施術前に問診、施術後に症状が悪化しないためのアドバイスなどを行うことで、顧客の定着と満足度の向上に努めます。

あん摩マッサージ指圧師の国家試験と合格率

高校を卒業した後にすぐに国家試験を受験できるわけではありません。少なくとも3年間は知識とスキルの習得に努めるようになります。

医療系の国家資格

商業施設や駅構内のリラクゼーション施設では、医療系の国家資格を保有していない人でもマッサージできます。それは、入社後に社内研修を受けて必要なスキルを身に付けられるだけではなく、顧客も治療目的でサービスを利用しないからです。あくまでリラクゼーションとしてサービスを提供している場所だと同意書内で記載しているので、需要と供給のミスマッチは発生しにくくなっています。

ただし、あん摩マッサージ指圧師が提供しているサービスはそのような施設のマッサージとは異なります。医療系の国家資格を保有している人がサービスを提供しており、資格名を名乗ることが可能になります。

専門学校などで3年以上勉強する必要がある

知識を習得して技術を身に付けるために、専門学校などで3年以上勉強する必要があります。専門学校は全国で25校程度しか存在しないので、入試倍率が高くなっています。

国家試験と合格率

専門学校などで業務に必要な知識とスキルを身に付けた人が、国家試験を受験できるようになっています。試験内容は幅広く、概論、臨床医学の分野、衛生学などがあります。実技試験はありません。合格率は83~87%となっています。

フランチャイズで訪問マッサージ店を開業するなら必要?

オーナーは無資格でも問題ありません。資格を保有している施術者を採用する必要はあります。

オーナーは無資格でも可能

オーナーが顧客に施術のサービスをするわけではないので無資格でも問題ありません。そのため、経営の仕事に集中できます。

施術者は資格が必要

顧客にサービスを提供する人は資格保有者となります。スモールビジネスであれば1名採用すれば問題ありませんが、事業規模が大きくなればなるほど複数人採用することになります。

オーナーは経理面の知識が求められる

一般的なサービス業のように、サービス提供価格を自由に設定して、顧客から報酬を得るものではありません。保険適用のサービスなので経理面の知識がオーナーには求められます。簿記の知識や税務の知識は業務の合間にブラッシュアップしておく必要があります。税理士に依頼する方法がありますが、オーナーもある程度は自分でできるようにならないと業務が滞ってしまいます。

まとめ

訪問マッサージ店は、これからますます高齢化が進行するので需要があるでしょう。これまでは接骨院や整体院で施術するのが一般的でしたが、高齢者は体調を崩しやすいので外出が難しくなることがあります。そのようなときに訪問マッサージのサービスを利用したいと思う人は多いでしょう。開業するときにオーナーは無資格でも問題ありませんが、資格を保有している施術者を採用しなければいけません。オーナーは採用活動に力を注ぎましょう。

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